ヘルメスゼミ®指導者は2013年から大妻女子大学のオープンキャンパスで対策講座に登壇してきました。
マークシートの塗りつぶし結果だけで生徒の合否を決める大学入試センター試験は2020年に終わりました。文部科学省は「これからの人材に求められる資質要件」として「課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力、主体性」の重要性を解き、大学入試改革を進めてきました(学校教育法第30条2項より)。その動きをリードするように大妻女子大学では早期から総合型選抜(旧・AO入試)や学校推薦型選抜(旧・推薦入試)など多様な入試を活用し、受験生の思考力・判断力・表現力を評価してきました。
情報通信技術(ICT)が発達し、グローバル化が進む今日、社会に出てからも思考力・表現力の錬磨は必須です。大学受験を通じて、そうした能力を育む趣旨も込め、私たちは27年にわたり、小論文教育、コミュニケーション教育を展開してきました。
ただ、高校や従来の予備校・塾は、総合型選抜・学校推薦型選抜で問われるような思考力・表現力・主体性・多様性・協働性の指導には疎く、多くの受験生は困惑しています。そこで、受験生にこうした特別選抜の対策を説き、自信を持って受験できるよう、2013年から大妻女子大学入試広報課さまよりヘルメスゼミ®に対して、オープンキャンパスでの入試対策講演のご依頼がありました。すると、毎年多くの受験生がヘルメスゼミ®で十分に対策して受験し、大妻女子大学へと進学していきました。
また、ヘルメスゼミ®の卒業生の中には、在学中に国家資格キャリアコンサルタント(Career Development Adviser)でもある代表・クロイワ正一に就職活動の相談に来る学生も多く、教員やCAなどとして希望する就職先に船出しています。
それゆえ、同窓生の間で「大妻女子大学の総合・推薦対策ならヘルメスゼミ®❕合格者の常識ね」などと囁かれているのです。
・27年におよぶ指導実績が産んだ小論文・志望理由書・面接対策の画期的な教材です。
総合型選抜・学校推薦型選抜(かつてのAO入試・推薦入試)対策の映像教材ULTRA®シリーズの開発者であるクロイワ正一は、27年にわたり大学受験予備校にて合格できる小論文答案、志望理由書、自己推薦書を書くための指導法ULTRA®を開発・実践し、延べ100万枚以上の答案を添削し、延べ70万人以上の大学受験生を合格に導いてきました。
また、独自に運営するヘルメスゼミ®でも直接指導し、DX時代に適応する全世界のZ世代の受験生がどこでも学べるデジタル教材(映像、PDF)「ULTRA®シリーズ」を開発してきました。
日本全国の高校生はもちろん、保護者の海外赴任の付き添いや交換留学で海外で暮らす高校生にも、オンライン個別指導で対応してきました。指導・アドバイスの手段として、メール、LINE、ZOOMなども駆使し、タイムリーに質問・相談ができる環境を整えています。
・家政学部・社会情報学部の小論文問題を頻繁に的中させるほど出題者・面接官を研究しています。
クロイワ正一ほかヘルメスゼミ🄬の指導者は、2013年から大妻女子大学オープンキャンパスでの入試対策講演を任されるなど、大妻女子大学のカリキュラムを熟知しています。それゆえ家政学部・社会情報学部の小論文の問題や面接試験での質問を的中させた実績も多々あります。「大妻女子大学の先生方の研究領域と時事からその歳にフォーカスされそうなテーマを読む」ことが的中の理由です。
・合格に導ける背景には大学教授として入試問題の作成や面接官も担当してきた経験があります。
クロイワ正一は、ある私立大学総合キャリア学部の客員教授として7年間大学入試問題の作成や面接官として入試にも携わってきました(2006~2012)。つまり、出題者としての立場を深く理解できているため、より多くの受講生を大学合格に導くことができるのです。ULTRA®シリーズのコンテンツは、そうした経験と洞察によって開発された画期的な教材なのです。
長野県の私立高校に通う長女は、第一志望の大妻女子大学家政学部児童学科に総合型選抜(かつてのAO入試)で合格することができました。同じ大妻女子大学の総合型選抜でも、とくに事前提出課題が難しいといわれる家政学部児童学科に合格できたのは、幼児教育や保育学にも詳しいヘルメスゼミ®の先生方のおかげす。
・「子どもが好きだから……」だけだった娘の志望動機がとても洗練されていきました
大妻女子大学のオープンキャンパスに参加した際、「総合型選抜対策講座」をヘルメスゼミ®のクロイワ正一先生が担当されていたので、終了後に「長野在住なのですが直接教えていただくことは可能でしょうか」と相談させていただいたことが、ヘルメスゼミ®とのご縁の始まりでした。「もちろん可能です。初めのガイダンスは、直接お会いしてお話した方がいいですが、来週たまたま群馬県の高崎に出張しますので、ご足労をおかけしますが高崎でよろしければ、そこでガイダンスさせていただけますか」となり、翌週に高崎駅構内のカフェで、受講が始まりました。
まず、クロイワ先生から「児童と栄養は、毎年倍率が高いですが、しっかり準備すれば合格に届きます」と、頼もしい言葉をいただきました。初めは「なぜ児童学を学びたいの?」とか「卒業後はどんな道に進みたいの?」といったクロイワ先生の質問に対して、娘は「子どもが好きなんです」とか「子どもの相手ができる仕事」といった漠然として回答しかできず、わが子ながら不安を感じてしまいました。しかし、クロイワ先生はガッカリする顔もせず、こう娘を励ましてくださいました。「曖昧だけど、初めはみんなそんな感じ。だって、高校では大学で学ぶ学問とか、将来の仕事については教えてくれないし、高校の先生だって大学を出てすぐに教壇に立つ方がほとんどだから、教えようにも教えられない。塾や予備校の先生も、ほとんどはそうだよね。だから、これから書類に書く内容を創っていけばいいんだよ」って。そして、「児童学科に導くスペシャリストがいるので、次回から彼に指導を引き継ぎます」ということで、若柳翼先生に繋いでいただきました。
若柳先生は、奥さまが保育士でいらっしゃり、過去にもたくさんの受験生を児童学科合格に導いた実績があり、娘も指導を受けるたびに幼児教育や保育学のことを詳しく知るようになりました。そして、とくに三育の中でも「体育」の必要性について焦点を絞ることができていきました。
・スポーツにおける娘の実績が、素晴らしい「魅力」へと磨かれていきました
娘は、未就学のころからスポーツクラブに所属し、さまざまなジャンルのスポーツにチャンレジし、「好きで得意な教科は体育」という典型的な健康優良児でした。長野県という地域の特徴もあり、スキー、スケートと、さまざまなウインタースポーツにも長じていました。そこで、高校1年生のときからアシスタントとして運営を手伝っているスポーツクラブで、「最近の幼児、小学生は体力が低下している」という問題意識を持ち始めていました。
そのような問題意識を言語化し、活動報告書や志望動機やキャリア計画に記す内容へと高めてくださったのが、若柳先生のご指導でした。当初は、娘も「こんなにたくさん書き上げられるかなぁ?」と不安を示していましたが、自分の発した言葉を受け留め、次々と想いが引き出されてくるご指導に、いたく感動していました。「心の中にある想いかどんどハッキリしてくるの」と不思議がっていましたが、後から知たところ若柳先生は、コーチングのプロでもあるのですね。
そして、少子化や高度情報化が進む現代社会で、スポーツを通じて子どもの健全な成長を促せる意義に気づき、そうした問題意識と課題感を中心にして、提出書類を準備していくことができました。
・プレゼンテーションの資料づくりから発表の所作まで寄り添ってご指導いただきました
提出書類の中には、児童学科特有の「課題」というものがあり、試験日にはその課題についてプレゼンテーションすることも求められていました。高校では、人前で話す機会もそれほどないため、娘は不安がっていましたが、ヘルメスゼミ®の動画教材の中には「プレゼンテーション対策」もあり、何回もそれを観て注意すべきポイントをチェックしていました。そして、若柳先生に提出する課題づくりだけでなく、「話し方」や「立ち方」などプレゼンテーションの所作についてもご指導を受け、本番に臨みました。
当初は、親子で漠然と「大妻女子大学児童学科に総合型選抜で入りたい」と考えていただけでしたが、合格するまでの具体的な道のりについて、ヘルメスゼミ®のご指導を受けなければ、合格には至らなかったでしょう。オープンキャンパスの日に、「図々しいかなぁ?」と躊躇して帰らず、勇気を出して「教えてもらえますか?」と申し出て、本当によかったと振り返る毎日です。
静岡県沼津市の私立高校に通う次女は、2年生の秋に従姉が通う大妻女子大学のオープンキャンパスに行って以来「大妻女子大学に総合型選抜(かつてのAO入試)で入学する」と決めていました。ファッションに関心のあった娘に大妻女子大学被服学科の教授の模擬授業が大変興味深く映ったようなのです。当初は「塾には通わない」と言っていたのですが、3年生の春にツインメッセ静岡での大学フェアでクロイワ先生の講演を親子で聴き、相談コーナーでお話してから、娘から「ヘルメスゼミ®の指導を受けてもいい?」とお願いしてきました。1回のみ対面指導(大妻総合・推薦基礎コース)を受けさせたところ、確信を得たらしく継続したい旨を申し出てきました。
・朝な夕なにヘルメスゼミ®にLINEで質問攻勢の日々でした
おっとりした長女と違いって「やる」と決めたらとことんやるタイプの次女は、申し込んだ途端にメールやLINEで朝な夕なにクロイワ先生に質問をしていました。大妻女子大学の被服学科で学びたいこと(近未来)と大学卒業後に進むべき道(遠未来)がなかなか絞り込めなかったためです。クロイワ先生は出張先からも丁寧に質問に答えてくださり、娘も徐々に自分のやりたいことが見えてきたようでした。
決して「これを書け」と押し付けるのではなく、娘との対話を通じて将来設計のお手伝いをしてくださったことが、書類審査の後の面接でも堂々とプレゼンでき、第一志望に合格できた要因だと思います。そして、そこがヘルメスゼミ®を受講させて最もよかった点です。
・日本から海外にファッション情報を発信する夢を描けるようになりました
書類の提出が近づくころ、娘は眼を爛爛と輝かせながら、将来の夢を語り始めていました。自信を持って、次のような話を私にも聴かせてくれるようになりました。「今まで日本は、海外特に欧米のファッションを真似することが大きなトレンドだったけど、マンガ、アニメなどと同じように、ファッションの世界でも日本人のコーディネートが海外で注目されているの。『カワイイ』とか『カッコイイ』っていう日本語は、もはや国際語レベルにまで浸透しているの。そして、その言葉が向けられる対象が、日本のマンガ、アニメだけでなく、日本独自のファッションなの。私は、将来そういうファッショントレンドを創れる人になりたいの」。おそらくは、クロイワ先生が提示してくださったさまざまな参考資料に基づいての発言なのでしょうが、このようにはっきりと自分の子が夢を語るさまを観て、保護者として誇らしく感じました。こうした勢いで、書類審査も面接も突破し、娘は第一志望の大妻女子大学家政学部被服学科に合格し、進学することができました。多くの塾の中からヘルメスゼミ®を選び、学ぶ機会を得たことを、今でも感謝しています。本当に「総合型選抜・学校推薦型選抜ならヘルメスゼミ®、合格者の常識です」ですね。
私自身が大妻女子大学の卒業生ですので、娘は同窓生入試の枠で大妻女子大学家政学部食物学科を受験し、合格しました。ヘルメスゼミ®を選んだ理由は、大妻女子大学のオープンキャンパスもお手伝いしていらっしゃったことと、大妻女子大学の受験について相談のお電話をしたところ、あらゆる塾・予備校の中で最も的確に応えてくださったことの二つです。
・出会いは高校2年生のときに参加したオープンキャンパスでした
娘が高校2年生のときに「そろそろ進学先を考えよう」ということで、大学のオープンキャンパス巡りをしていました。その中でわが母校にも足を運び、さまざまな条件が気に入り、娘は自然に「ここに入りたい」と言い出しました。そのときに「総合型選抜・学校推薦型選抜対策」の講演を担当していたのがヘルメスゼミ®のクロイワ先生でした。セミナー後も質問に行くと、先生は氣さくに「総合型なら事前提出書類、学校推薦型なら小論文と面接の対策をしっかりすれば合格できます」と応えてくれました。
そこで、塾を決めようと2年生の終わりに、今度は塾・予備校巡りを始めました。オープンキャンパスでのセミナーの配布資料にヘルメスゼミ®の案内も入っていたので、選択肢の一つとして電話で問い合わせました。オープンキャンパスのときに伺ったお話よりももっと詳しい情報も仕入れ、メールやLINEで指導もしてくださるということで、ヘルメスゼミ®に娘の将来を委ねました。
・あまりにも学部学科の講義や教授の専門に精通しているので驚きました
文章を書くことについては、小さいころから好きだった娘も添削指導では、かなり厳しく指導を受けていたようです。「お母さん、ほかの大学の栄養系学科じゃなくて大妻女子大学ならではの特長って何かなぁ」と半べそをかいて尋ねて来たときもありました。娘の差し出すスマホのLINEトークには、クロイワ先生からの厳しいメッセージがありました。「これじゃ、管理栄養士になるためにT大学やS大学やJ大学に進む理由との差異化ができてない。なぜ、大妻女子大学に進みたいのか、そこをもっと調べて!考えて!」との叱咤がありました。
そして、娘が調べ尽くして書き直した志望理由に対して「よく調べたね。そう、そのことはS教授が研究していて……という論文も書いています。1年生のときから受けられる……っていう講義もあるよ」などと、詳しく助言を送ってくださいました。娘は「初めっから教えてくれればいいのにね」と愚痴りましたが、私は「それも合格のための指導の一つなんじゃない」とたしなめました。
後から氣づいたのですが、高校の卒業式の後のイベントなども、推薦で早めに合格を決めていた娘が中心に行っていました。こうした自主性やリーダーシップというのも、学校推薦型選抜にチャレンジしたから育まれたものかもしれません。
・詳しく教えていただいた教授がなんと受験本番の面接官でした
努力は裏切らないと言いますか、大妻女子大学家政学部食物学科について、とことん調べたことが試験本番の面接でも役立ちました。なんとクロイワ先生から教えていただいた論文を書いていたS教授が面接官席の真ん中に座っていたというのです。面接の終了間際に、その先生から「最後にあなたから私たちに質問はありますか」と問われたため、娘は「化学調味料について先生はこういう論文を書かれていますが、その安全性についてはどこまでわかっているのでしょうか」と尋ねたそうです。S教授は身を乗り出して「いい質問だねえ。それはね、……」と面接時間を20分もオーバーして応えてくださったそうです。
試験終了後、校門で待ち合わせていた私に対して、娘は開口一番「クロイワ先生に教えてあげなきゃ。クロイワ先生にLINEしなきゃ」と、興奮気味にそのことを話してきました。一対他数ではなく、一人ひとりの生徒にしっかりと向き合って指導してくださったヘルメスゼミ®を受講させて本当によかったと娘の受験期を振り返っています。
娘は学校推薦型選抜(指定校制)で大妻女子大学社会情報学部社会情報学科を受験し、合格しました。ヘルメスゼミ®を選んだ理由は、2つあります。第一に、大妻女子大学のオープンキャンパスもお手伝いしていらっしゃったこととです。第二に、大妻女子大学の受験について相談のお電話をしたところ、あらゆる塾・予備校の中で最も的確に応えてくださったことです。
・「指定校制の学校推薦型選抜でも100%合格ではない」と伝達され動揺しました
娘は高校生活でも、とくに学業に力を入れ、定期テスト対策にしっかり取り組んでいたので、高い水準で評定平均を獲得していました。そこで、高校の先生とも協議しながら、その成果を使える指定校制の学校推薦型選抜で、大妻女子大学の入試に臨むことに決めました。ところが、いざ願書を提出する時期になると、「指定校制の学校推薦型選抜でも、必ずしも100%の合格は保証されない」というお知らせが届いたのです。親子で仰天してしまい、高校の先生にも相談しました。すると、「これは大学と高校の信頼関係が崩れますね。おそらく○○さんなら大丈夫ですよ」とだけ告げられたので、不安は払拭できませんでした。そこで、直接大学に問い合わせてみると、とりあえず「志望動機などをはっきりさせて面接に臨めれば大丈夫です」という回答が得られました。
・たった1回の個別指導で志望動機がまとまったので驚きました
それ以来「とにかく志望動機と面接対策をしなきゃ」ということで、大妻女子大学のオープンキャンパスで配られたヘルメスゼミ®の参考資料から連絡先を知り、問い合わせをしました。保護者仲間から総合・推薦専門塾の情報をいくつか得ていたので、比較検討してみました。すると、合格のために必要な情報の把握量が、圧倒的に抜きんでていたので、ヘルメスゼミ®にお願いしました。まず、「大妻 総合・推薦基礎コース」に申し込み、初回の面談は娘一人で西新宿のオフィスに向かわせました。娘は、帰宅するや否や、興奮した表情で「お母さん、大体志望動機ができ上った」と話し、「私がおじいちゃんのお店を継ぐっていうのもありかなぁ?」と、私に向かって唐突な質問も投げかけてきました。こちらは狐につままれたようで、啞然としていましたが、なにやら合格するための志望動機に必要な「近未来」と「遠未来」が見つかったようなのです。要約すると、大妻女子大学社会情報学部で学びたいことは「情報通信技術(ICT)」と「マーケティングなどの経営学」で、それらの知識・技術を活用して、将来は義父が経営している商店の経営に生かしたいということらしいのです。少なくとも、そのときの娘の表情からは、入試に対する不安は消え、希望と自信に満ち満ちていました。
・訓練すれば「面接の受け方」もみるみる上達していきました
娘は、どちらかというとおっとりしていて、コツコツと地味に勉強するのは得意ですが、人前で話したり、まして自己アピールすることなどは苦手そうでした。しかし、基礎コースを終えた後、対面2回とオンライン1回の計3回個別指導を受けることにより、表現力が見る見るうちに高まっていきました。オンラインで面接対策を受けているときは、後ろで観ていたのですが、クロイワ先生の指摘とアドバイスがあまりにも的確なので、「これは成果が出るでしょうね」と納得しました。「『本学への志望動機』を問うているのだから、他学との違いも述べたほうがいいね」、「3分のうち8回視線を外したよ」、「細かい話だけど、『え~と』っていう口癖も12回出てた。氣になる人は氣になるので、意識しよう」などと、正すべきところを具体的に指摘してくださるのです。それらを意識して、「じゃあ、もう一回ね」と次の模擬面接をしてくださる段階では、確実に是正されていました。このような指導なので、娘も面接に向けて自発的に練習するようになりました。こうしたコミュニケーション能力は、大学受験だけでなく、大学生活でも、卒業後の社会生活でも有益なものです。ヘルメスゼミ®から得られた恩恵は、「合格」という一時的な成果だけでなく、変化の激しい現代社会をたくましく生き抜く力にもつながっていくでしょう。短い期間でしたが、ご指導ありがとうございました。
神奈川県北部の私立女子高校に通っていた娘は、進学を目前としてさまざまな大学のオープンキャンパスを巡っていたところ、大妻女子大学の家政学部ライフデザイン学科にとても興味を持ち始めていました。2回目に参加したオープンキャンパスでは、総合型選抜(旧・AO入試)の対策講座をヘルメスゼミ®のクロイワ正一先生が担当され、「受験対策がわかった。あの先生に教わりたい」と申し出てきました。
オープンキャンパスで配布されたチラシを観て、ゼミに電話すると幸いクロイワ先生が出てくださいました。娘の高校名を告げると「実は、私の自宅も○○○市なんですよ。○○女子高校には、毎年総合・推薦対策の講演で伺ってます」と応えてくださいました。急に親しみを感じ「ご指導お願いできますか。どのコースを選べばいいですか」と尋ねると、クロイワ先生は即答されました。「大妻女子大学は提出する書類が多いので、『総合・推薦基礎コース』を終えたら『5回追加コース』をおすすめします。今週は余裕があるので、娘さんの高校から小田急線で一本ですので、ご足労をおかけしますが新宿までいらっしゃいますか」。そうして、娘と私のヘルメスゼミ®通い(?)が始まりました。
・初めて聴いた「キャリアデザイン」と「ライフデザイン」
娘は小さいころからアウトドアや身体を動かすことが好きで、「得意科目は体育」と言ってはばからない子でした。また、私自身の実家が瀬戸内の島なので、夏休みなどの長期休暇のときは、娘と一緒に里帰りを楽しんでいました。中高一貫の女子高に通っていたこともあり、ちょっとした女子同士のトラブルで学校から帰ってきて、「まったく女子ってすぐにグループをつくりたがるんだから嫌になっちゃう」などと不満を漏らすこともありました。そのようなストレスが重なると、決まって「早く夏休みにならないかなぁ~。おじいちゃんとおばあちゃんのうちに行くと、お日さまや海を観て潮風に当たれるところがいいんだよねぇ。そして、お魚もめっちゃ美味しいし」などと漏らしていました。
しかし、島はよいことばかりではありません。人口減少とともに著しく高齢化が進み、産業はどんどん衰退していきます。そして、父が「もう漁業はわしの代で終わりじゃな。この家を継ぐもんもおらんし」というと、娘は「誰かに引き継いでもらえないのかなぁ」と問題意識を抱き始めました。そして、「都会暮らしでストレスが溜まった人にとって、こういう自然は必要だから、お互いの助け合って自然や漁業を守っていくことができないのかなぁ」などと発言するようになりました。
そこで、国家資格キャリアコンサルタントでもあるクロイワ先生に、娘がそのようなことを話すととても示唆に富むことを教えてくださいました。「キャリアデザインとライフデザインという言葉があるけど、キャリアデザインっていうとどちらかというと仕事中心の人生という響きがありますね。一方、ライフデザインというと仕事も私生活も含めた人生全般という意味合いが強い。人間には、自然とのふれあいなど息抜きも必要だから、ライフを豊かにデザインするためにも、都市と地方の交流を促進することは大切ですね。本来は、キャリアの中にもワーク(仕事)とライフ(仕事+私生活)という2つの考えが含まれているんだけどね」。この話を聴いた途端、娘は「将来やりたいことがわかってきた」と、嬉々とした表情になりました。
・社会の変化とともに仕事や人生のデザインを学ぶ必要性を学びました
普通の予備校や塾の講座と違い、ヘルメスゼミ®の総合・推薦コースは「なに曜日の何時から何時まで」と固定していないので、娘が質問したいときにいつもLINEやメールでお尋ねできました。問題意識が高まったとき、そう「鉄が熱いとき」に打ってくださるので、学習効果がとても高まる指導でした。そう考えると、費用はかなりリーズナブルなものでした。
中でも、娘が大学卒業後の進路について質問を投げかけたときは、ただ答えを教えるのではなく娘の自主的な職業探しを促してくださいました。娘は、漠然と「自然豊かな地方の産業を支援したい」ということに興味を持っていたのですが、そうしたことを実現できる立場について「すでにある仕事だと、旅行代理店とか地方の食材を流通させる卸売業や小売業がある。最近では地域興しを専門に計画するコンサルタントみたいな人たちもいるよ。調べてごらん」とアドバイスしてくださったのです。
そして、行き当たったのが「PRプランナー」というお仕事でした。そのことをクロイワ先生にも報告すると「今はインターネットが時間や空間の壁を取り除いてくれる時代なのは知ってるよね。しかし、地方に行けば行くほど、『インターネットとか先端技術活用は都会の話』といった誤解が根強いんだ。Webの拡大と連動するように物流網も充実してきている。だから、おじいちゃんが獲った新鮮なお魚をリアルタイムで都会の人に見せて、そのまま購入してもらうことも技術的には可能なんだ。そういうPRの仕方をアドバイスできると都会と地方の双方のライフが充実するかもね」とアドバイスをいただきました。また、クロイワ先生が「ワーケーションって聴いたことある」と娘に尋ね、娘が首を振ると丁寧にこう解説してくださいました。「ワーケーション(Worcation)は、ワーク(Work)とヴァケーション(Vacation)が合体した言葉。本来だったらストレスの原因となるワークをヴァケーションを楽しむリゾートなどの地域で行うことが、ワーケーションなんだ。今は、インターネット回線さえつながっていれば、どこでも仕事ができるのでIT系の業界では、社員のライフを充実させるために、積極的に取り組んでいる先端企業もあるんだ」と。この話を聴くと、娘は「あぁ~あ、私も高校の授業をおじいちゃんちでオンラインで受けたいんだけどなぁ~」などと呟きました。この反応に対して「そうそう、そういうこと」とクロイワ先生は合わせてくださいました。
・そして、入学式の晴れ姿の写真を送ることができました
大学で学びたいこと、将来的に就きたい職業が明確になり、徐々に娘に自信が芽生えていく様子が窺え、傍らで観ていて心地よかったです。しかし、指導はこれで終わりではありませんでした。
クロイワ先生はさらに万全の準備をしてくださいました。将来展望が定まったところで、娘はこう諭されたそうです。「面接官は必ず突っ込んできます。『では、そういう問題意識はどうして芽生えたんですか。その役割を担う必然性があなたにはあるのですか?』って。それに腹の底から自信を持って応えられたら、強く合格は引き寄せられる」。
それから、娘の過去の再デザインが始まりました。満員電車での通学・通勤など、都会での生活はストレスが溜まること、そうしたストレスは、地方の自然が癒してくれることなどを、自らの経験の中から導き出していったのです。さらに、優に80歳を過ぎている両親(娘の祖父母)が、元氣でいられることも自然に囲まれていることが関係していることも着想し、書類が完成していきました。出願直後は、「私がライフデザイン学科で学ばなくて、誰が学ぶっていうの?」などといった自信すら抱いていました。
そして、大学のWEBサイトで合格を確認するや否や、「クロイワ先生にLINEしなきゃ」と報告し、すぐに私と娘と先生のグループLINEに「おめでとうございます。わがことのように嬉しいです」の返事が来ました。時は経て、入学式。大妻講堂の前で撮った写真をご指導へのお礼とともにクロイワ先生に送らせていただきました。すると、即座に「おめでとうございます。そして、これがスタートですので、しっかりと目的意識を抱きながらキャンパスライフを楽しんでくださいね」と、これもキャリアコンサルタントの先生らしい返信をくださいました。
山形県の私立高校に通っていた次女は、ヘルメスゼミ®で学び、第一志望の大妻女子大学人間関係学部人間関係学科社会学専攻(総合型選抜入試)に合格することができました。山形在住のためオンライン個別指導を受講することができるヘルメスゼミ®は、現代社会のインフラをフル活用した顧客志向の指導機関です。
・「地方消滅」の危機感が発端となり、社会学の学びに意欲
次女は、テレビのドキュメンタリー「地方消滅」を観て「この庄内地域もヤバいかも」と問題意識を持ったところから社会学に興味を持ちました。2年生のときに大妻女子大学のオープンキャンパスに参加し、その際にパンフレットで観た「社会調査講義」の講座に注目しました。「いろんなところに調査をしに行って、いろんなことを明らかにしていくところに興味を持った」そうです。それは、将来は地元である山形県、とくに庄内地方の地域振興を考えていると言っていました。地元の魅力(産業資源、観光資源など)を調査するほか、社会のトレンド(どんな商品が全国で求められているか)を調査することにも役立つから、地域振興の役に立つと実感したそうです。クロイワ先生にそう話すと、さらに「『インバウンド観光で注目を浴びる日本』というグローバルな動向をも調査すれば、『世界に庄内の魅力を情報発信して、世界から注目を浴びる庄内』も目指せるね」と、クロイワ先生は、次女の展望を広げてくださいました。
このような雰囲気で「大妻 総合・推薦基礎コース」が始まり、その後「4回追加コース」にも申し込み、書類の完成や面接対策などで万全を期すことができました。
・山形出張のついでに直接対面で相談に乗ってくださいました
ヘルメスゼミ®には、WEBサイトから申し込み、当初はメールとLINEのみのやりとりでしたが、7月に入るとクロイワ先生から「月末の土曜日に鶴岡の高校の保護者会で講演しますので、その日に鶴岡に宿泊します。ですので、翌日曜の午前中に対面指導ができますが、いかがですか」と連絡がありました。しかし、あいにく次女は、その日は模擬試験で登校しなければならず、私のみでお会いすることとなりました。その旨を告げると「では、○○さんが、まだ書類一式に盛り込む内容で不安なことがあったら、メモで書いてお父さんに渡してください」とご指示くださいました。「出張でお疲れのところ、申し訳ないなぁ」と感じつつも、親切に会ってくださるって言うのだから甘えてしまえと、当日は住んでいる酒田市から隣の鶴岡市の喫茶店まで赴きました。
待ち合わせ場所で、「出張でお疲れのところ、すみません」と挨拶した私に、クロイワ先生は氣を使わせない配慮からか、こんなふうに氣さくに話してくださいました。「いいんですよぉ。実は、酒田、鶴岡、余目など、庄内の高校にはよく出張で来るのです。『そのついで』と言っては失礼ですが、帰りの電車を少し遅らせただけです。お昼まで滞在したほうが、大好きな冷たい肉そばも食べられますし……」と。本題に入ると、クロイワ先生は、大妻女子大学とその入学試験である総合型選抜や学校推薦型選抜に対する造詣がとても深く、娘がまとめた質問事項にはすべて即答され、感心しました。さらに、「帰りの特急と新幹線の中で今お話しした回答をWordにまとめて、今夜お送りしますから、お父さまはメモを取らなくても大丈夫ですよ」と、あくまでも顧客視点を貫かれるので、サービス提供者としての姿勢にも、自然と尊敬の念が湧いてきました。
・社会学部のご卒業ゆえか「社会学」の効用と限界についても説いてくださいました
次女が専攻したいといっている「社会学」について、クロイワ先生は、とても簡潔に説いてくださいました。「最近、テレビのワイドショーなどに少しインチキっぽい自称・社会学者が出て、もっともらしく社会学的見地から話していますが、そもそも社会学には、曖昧さがあります。私自身が社会学部の卒業なので、もう扱うものが広すぎて、同じ学部の同窓生でもまるで関係ない研究テーマを扱う友達もいました。要するに、人間が2人集まれば社会ができるので、人間が集まる『こと』に関する研究はすべて社会学なんです。私は、人間が集まる社会で心がどんなふうに動くかを研究したかったので、社会心理学とくにコミュニケーション論を先行しました。学士論文(卒業論文)のテーマは、戦争で負けた後、日本はGHQ(連合国総司令部)のマッカーサー元帥によって支配されましたが、そのとき人々の心は、どう反応したかを研究し、日本人の集まり、すなわち社会での心の動きの特徴を解き明かしました。ほかにも、農村社会学を研究していた友達もいましたし、教育社会学を研究していた友達もいました。人が集まって起こる現象は、すべて社会学の対象です。だから掴みどころがないのです」。
こうした説明に対して、次女は、こう確認しました。「じゃ、私たちが住んでいる山形県の酒田市、もう少し広げると庄内地域の社会を研究することも社会学の範囲なんですか」と。クロイワ先生は「そうですよ。もしかしたらすでに『庄内社会学』というジャンルを打ち立てている研究者がいるかもしれないけど、庄内地域の社会構造の特徴を解き明かそうとするなら、それは立派な社会学的アプローチです。そんなふうに緩く考える柔軟性が社会学には、必要なんだ」と、即答されました。続けて「○○さんが問題意識を持っている過疎や産業の衰退の問題も、すでに他地域で生じているものと同じ構造で生じているかもしれないし、庄内地域特有の構造もあるかもしれない」と説かれました。さらに、続けられました。「他地域と同じ問題の構造があれば、それに倣って解決策を考えることができるし、庄内地域に特有の問題が起こる構造があれば、独自に解決策を講じなければいけないね。それって、面倒くさい作業だけどオリジナリティはとても高い。何せ、今まで誰も研究したことのないテーマなのだから」。次女は、眼を爛爛と輝かせながら「大学での学問って、高校の暗記中心の勉強と違ってすごく面白そう」と応えていました。「そして、その学問を始めるためには選抜試験を突破する必要があるから、しっかり書類を仕上げていこうね」と動機づけにもつなげてくださいました。
このような指導ですので、合格は必然だったのかもしれません。飽くまでも生徒に合わせた寄り添う姿勢は、親として感謝は尽きません。
群馬県東部の県立高校に通っていた娘は、クロイワ正一先生のご指導を受け、大妻女子大学社会情報学部社会情報学科情報メディア専攻に学校推薦型選抜(公募制)で合格することができました。群馬県在住のためZOOMによるオンラインで受講することができ、空間的なハンデを感じることなくヘルメスゼミ®の的確かつ高度な個別指導を受講することができました。試験が終わって、娘の感想を聴くと「直前の指導でクロイワ先生がお話ししてくれたメタバースのことが小論文のテーマだった」と興奮気味に話してくれました。「総合型選抜・学校推薦型選抜ならヘルメスゼミ®。合格者の常識です」というキャッチフレーズは、ホンモノだなって実感した瞬間でした。
・総合型選抜の不合格から奮起して、学校推薦型選抜(公募)で合格
娘は小さいころからYouTubeなどの動画に興味を持ち、自らもスマホを駆使して、動画づくりを楽しんでいました。そして、スマートフォンの使い方を祖父母に教えるなど、ICTに長けた一面がありました。
そして、2年生のときに初めて大妻女子大学のオープンキャンパスに参加し、社会情報学部の先生の模擬講義に参加し、将来の夢を探りながらメディア制作に興味を持ちました。参加後は、一人で先生のもとに相談に行き、さまざまな質問を投げかけました。そして、同学部をまずは総合型選抜で受験することに決めました。自分なりにさまざまな書類づくりを工夫していましたが、結果は残念ながら不合格でした。そこで、父親として何とかサポートしてあげたいと、専門塾を探していたところ、ヘルメスゼミ®の存在を知りました。
大妻女子大学の総合型選抜・学校推薦型選抜に、このように実績を出している塾があるとは知らなかったので、「初めからこちらにお願いすればよかった」と後悔しました。クロイワ先生と直接電話でお話ししたときは、「私も出身は群馬県です。太田市には、提携塾もあり、また太田の看護学校の教員も務めていますので、ご縁がありますよ」とおっしゃり、親近感を抱きました。実際に申し込んで、娘の小論文対策や面接対策が秀逸なのには驚きました。「総合型選抜・学校推薦型選抜指導機関の老舗かつ最高峰」ということがよく理解できました。
結果は冒頭にも述べましたように、合格でした。リベンジした成果であったがゆえに、娘にとっても、私たち保護者にとっても喜びは一入でした。
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第1講 | ULTRAでまとめる志願書 |
第2講 | 近未来のデザイン |
第3講 | 遠未来のデザイン |
第4講 | 現在・過去の再デザイン |
第5講 | 志望理由書の構成 |
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AO推薦入試ULTRA攻略法(面接試験対策) | |
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第1講 | 入試面接の実際 |
第2講 | 面接で評価されるポイント |
第3講 | 面接試験への準備 |
第4講 | 頻出質問と模範的応答 |
第5講 | 集団面接・討議・プレゼン |
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